情報をツールに変える心のレッスン

外との情報の付き合い方

私たちが最優先すべきは、自分自身の内なる声です。それが最も大切な指針となります。しかし、それでも外の情報を目にすることがありますよね。今日は、そんなときにどのように外部の情報と向き合えばいいのか、お話ししたいと思います。外の情報は、あくまで

情報を鵜呑みにせず、自分の心の反応を見る

現在、多くのチャネラー(私もですね!)やヒーラー、ライトワーカー、セラピスト、カウンセラーなど、さまざまな肩書きを持つ人が情報を発信しています。その情報を前にしたとき、次のように考えてしまうことがあるかもしれません。

  • 「この情報は正しいのだろうか?」
  • 「これは間違っているのでは?」

ですが、情報を評価したりジャッジしたりすることが目的ではありません。大切なのは、その言葉を見たときに

を観察することです。それが自分自身を知るための鍵になります。

たとえば、こんな言葉に出会ったとします。
「エゴに振り回される必要なんてない。」

この言葉にワクワクしたとしたら、それは「振り回されたくない」と思う自分がいて「振り回しているエゴの存在」を感じているからかもしれません。その気持ちを認めた上で、さらに深掘りしてみましょう。

  • 「私のエゴってどんなものだろう?」
  • 「どんなときにエゴを感じるのだろう?」
  • 「そのエゴはどんな場面で発動するのだろう?」

こうして、自分の内面を丁寧に見つめていくのです。

SNSの情報と上手に付き合う

SNSにあふれる情報の多くは、人々が好みそうなこと、かつニーズがあることを中心に発信されています。

多くの場合、それらは「誰に向けて」というよりも広く受け入れられるよう作られたものです。マーケティング的にネガティブな内容を発信する人もいますが、私はそうしたスタンスは取りません。

たとえば、「感謝が大事」というメッセージを目にしたとします。
確かに感謝は大切なことです。でも、それを「頭では理解できても、心が拒む」というケースもあります。

この場合、拒否反応が何から来ているのかを見つめない限り、その情報はただ通り過ぎるだけです。

「感謝が大事」と感じてすぐに実践できる人もいれば、分かっていても実行できず、さらにそのできない自分を責めてしまう人もいるでしょう。後者の場合、無理に感謝を強いるのはかえって苦しみを増やすだけです。

↓↓↓ちなみに感謝できない人に向けた記事を書きましたので、併せてお読みくだされば嬉しいです。

感謝と怒りの間にある本当の自分を見つめる

感謝の「メッキ」を超えて、本当の感謝へ 「感謝が大事」「ありがとうをたくさん言うと良い」そんな言葉を耳にして、実践している方も多いでしょう。 でも、気づかないう…

感謝が難しいときは?

感謝できない理由には、必ず背景となる体験や感情があります。その部分を無視して「感謝しなければ」と自分にプレッシャーをかけても、結局は不安定な状態のままです。

感謝できないときは、次のようなステップで自分の感情を紐解いてみてください。

  1. 「満たされない思いがあるんだな」と認める。
  2. 「どんな不満があるのか?」を考える。
  3. 「本当はどうしたかったのか?」を自分に問いかける。

このように、自分自身の誰にも言えなかった思いに寄り添うことが大切です。

情報を「自分を知る道具」として活用する

外部の情報は、自分の中で隠していた本当の気持ちを見つける手助けとして活用できます。それを通じて、情報が氾濫する海に飲み込まれることなく、自分の意志で泳いでいけるようになるのです。

もし心が強く反応したとき、それは自分を深く知るためのチャンス。そのサインを見逃さず、大切にしていきましょう。

下のショート動画も参考になさってください!

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